2009年02月09日

続・コンゴ

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経済危機の影に隠れてめっきり報道が減ったけど、ほっといてよい状態に
なったわけではない。

ジャパン・タイムズなどの英字新聞は時々報じている。
日本にとってはアフリカは遠いのだろうか。

つっこみどころ満載の総理大臣の記事ばかりでは悲しい。
ここで生活している人たちは、本当に苦しんでいるのだから。

http://www.msf.or.jp/special/condition_critical/news/index.html

今の話は報道されないけど、↓の年表には記憶がある人が多いのでは。
僕が小学生・中学生の頃、今よりも情報に触れる機会が多かった気がする。
http://www.msf.or.jp/special/condition_critical/photo/index.html
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2008年12月13日

未来を写した子どもたち

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インド・カルカッタの売春宿で生活する子どもたちのドキュメンタリー。

アメリカ人女性カメラマンが、売春宿の女性たちの写真を撮る傍ら、子どもたちに
写真を教える。
子どもたちは写真を通じて、夢を見ることができるようになる。

子どもたちが撮る写真はとても興味深い。
純粋な目で見ているんだろうなあ。
また、子どもたちの言葉には重みを感じる。
あんな状況でもひたむきに生きる姿は、心打たれる。

女性カメラマンが、写真を通じて子どもたちを救おうとする試み。
「自分にできること」を忠実に実行している。
こうした問題に取り組むには、「自分にできること」は何かを考えることが
大切だと思う。
ただ流されてやるのではなく、主体的に行うために。

ドキュメンタリーだから、ハッピーエンドではない。
また、さまざまな要素が複雑に絡み合っている。
だからこそ、リアリティがある。

子どもたちが夢を見ることができる状況、教育を受けて、何かを考えることが
できる状況、これは守らないといけないと思った。
そうでないと「影」ができるだけ。
そして、「影」が大きくなって、「光」を奪ってしまう。
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2008年11月21日

危機に陥ったコンゴ民主共和国



最近、日本の新聞でも報道されてますね。
東コンゴ情勢。

みなさんは今朝、目覚めた後、顔を洗い、着替え、朝食を食べて職場に行くという普段と同じ日課をこなしたのではないでしょうか。 私たちのほとんどは、考えることなく日々変わらぬ生活を繰り返しています。でも、コンゴ民主共和国東部に位置する南北キブ州の家族にとっては、状況はまったく異なっています。心地よいベッドで目覚めることはありません。お湯の出るシャワーもありません。健康的な朝食を楽しむことも、働きに行くこともありません。彼らにとっては繰り返される日常生活が悪夢になってしまっているのです。

人びとは15年も続く戦争の囚われの身となっています。武装勢力から逃れるため、毎日のように自宅から、あるいは一時的に避難している場所からさらに避難しなければならないのです。水や食べ物はほぼないに等しく、着の身着のままで、持ち物といえば背中に背負っているものがすべてです。母親も父親も、年老いた人も赤ん坊も、そして若者も、だれもが略奪や暴力行為を逃れ生き延びるためにもがき苦しんでいます。


国境なき医師団がウェブサイト「危機に陥ったコンゴ民主共和国 ―紛争に巻き込まれた人びとの声―」を立ち上げたとのことなので、紹介です。

http://www.msf.or.jp/special/condition_critical/

http://www.condition-critical.org/

さて、このサイトを見て、どう思うんだろうか?

「世界中の人は虐殺が行われている映像を観ても、『可愛そうだね』
と言って、ディナーを続ける」
(ホテル・ルワンダより)

では、何も変わらない。

まずは考えて欲しいなあ。
そして、何かの行動を起こして欲しいなあ。

是非。


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追記

日本UNHCRのホームページも
http://www.japanforunhcr.org/act/a_africa_drc_01.html

2008年11月18日

子どもの栄養失調

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仕事帰り、国境なき医師団の報告会に参加してきた。

報告会のタイトルは、「ブルキナファソ:栄養失調児の命を救う」

「栄養失調」は長いこと解決できないでいる病。
僕が小学生のときから大きな問題になってきた。
それでも、紛争のため、貧困のため、環境破壊のため、そして最近では
地球温暖化や食糧価格の高騰という要因のため、相変わらず大きな問題で
あり続けている。

今回の報告会では、RUFと言われる栄養治療食を使った取り組みが紹介された。
今までの粉末の食事に比べ、栄養素の豊富さも、保存・輸送の便利さも、
大分改善されているとのことだった。
味見もしてみたけど、味も悪くない。
この取り組みで年間15万人が恩恵を受けているらしい。
世の中のひずみの影響を受けて、末端で苦しんでいる人が少しでも改善される
なら嬉しい話だ。

ただ、実際に栄養失調で苦しんでいる人は2000万人を超えるから、
恩恵を受けているのはほんの一部に過ぎない。
この枠組みが広がることも大切だし、そもそも根本的な問題の解決が
図られないと、いつまで経ってももぐらたたき状態から抜け出せない。

となると、結局は、地道な教育活動と、国際社会、特に各国政府が動かないと
だめなんだなあと思った。
国境なき医師団の活動も、そうしたことにつながってくれると祈っている。
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2008年11月12日

ウォー・ダンス / 響け僕らの鼓動

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観客は10名程度。不安になる。

でも、不安はすぐに消えた。
ものすごくテンポの良い、ものすごく中身の濃い、ものすごく感動する
映画だった。

舞台はウガンダ北部。
「war zone」と言われる紛争地域。
ここの避難キャンプで生活する子供たちのドキュメンタリーだ。

子供たちの多くは、母親、父親、兄弟、親戚が殺されている。
さらに、誘拐され、少年兵として人を殺すことを強制された子供もいる。
多分、僕がいくら想像しようにも、それ以上の苦しみや悲しみを味わって
いるんだと思う。

そんな彼らが「全国音楽大会」を目指して、音楽に取り組む。
彼らは「音楽が辛いことを忘れさせてくれる」と言う。
中には、預けられた親戚の家で、全国大会に行くことを反対される子供も
いる。
それでも、一生懸命に音楽に取り組む。

そして・・・

この映画は、美しい風景がたくさん織り込まれている。
ウガンダは美しい自然の溢れるところなんだ。
でも、そこで起きていることは、おぞましいことだ。
そんな中で、ひたむきに音楽に取り組む姿は心打たれる。

子供たちを送る先生の言葉が印象的だった。
「両親や兄弟を殺された子供たちで、話は終わらない。ナンバーワンに
なるんだ」(ちょっと表現は違うかもしれない)
最後の子供の台詞も良かった。
「両親を失った女の子でなく、トロフィーを持ち帰った女の子なんだ」

苦しい環境に置かれた子供たちが、自分で物語の続きを作り始める。
今までは、大人たちが勝手に物語を決めてしまっていたけど、「これからは
自分たちがで作れるんだ」と自身を持った姿には希望を感じる。

援助を考えるとき、正直よく分からない。
何が正しいのか、本当に有効なのか。
でも、今回の映画の子供たちみたいに自信を持ってもらえたら、それは
成功なんだと思う(正確には、成功への第一歩)。

是非、みんなに観てもらいたいなあ、この映画。

注)ウガンダの場所はここです。

LocationUganda.png
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2008年04月24日

TUMAINI (トゥマイニ=hope) 命をつなぐ

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国境なき医師団日本写真展:「TUMAINI (トゥマイニ=hope) 命をつなぐ」
行ってきた。

命の瀬戸際をゆく人々を写した写真が多く、写真家の思いの強さも伝わって
来た。ああいう負の連鎖の中で生きる人たちにとっての希望(TUMAINI)は
駆け込んで治療をしてくれる施設やプログラムなのかも。

そんな中で1枚だけ、少女の笑顔の写真があった。重い写真が多い中での
1枚だっただけに、希望を感じたし、ホッとした。
何と言っても、子どもの笑顔ほど、希望を感じさせるものはないから。
これこそ、守らなければならないものだ。
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2008年04月16日

振り返られない「影」

日々のメディアの報道では、「影」の部分はなかなか報道されない。
英字新聞(Japan Times)ではまだ報道されるのだけど、日本語メディアでは
露出が少ない。

以下は2007年『10の最も報じられなかった人道的危機』
「Top 10 Most Underreported Crisis of 2007」
(国境なき医師団より)

・結核:新薬が試されないまま耐性結核が拡大
(この問題は、以前から問題になっているのだけど、なかなか改善されない)
・子どもの栄養失調:500万人の子どもの死因は栄養失調と言われている
・コロンビア:約50年にわたって、紛争地域で生活する人びと
(最近は周辺国とも衝突)
・コンゴ民主共和国:数十万人におよぶ避難民がさらされる、生命と尊厳の危機
・ジンバブエ:政治・経済混乱で医療制度も崩壊
(インフレ率が1万%、食糧不足、医師不足、成人の5人に1人がHIV感染)
・スリランカ:25年間も政府軍と反政府軍が停戦と紛争を繰り返す
・ソマリア:16年にもおよぶ内戦で健康指標は世界最悪レベルに

(ソマリアからのイエメンへの難民についても問題になっている)
・チェチェン:紛争は収まりつつあるが、いっこうに去らない人道的危機
・中央アフリカ:武力衝突で苦境に陥る一般市民
・ミャンマー:大幅に制限される人道援助


もちろん、人道的危機はこれだけじゃないし、「影」は人道的危機だけ
じゃない。もっと広く「貧困」の問題もあるし、「環境」の問題もある。
だから↑は、ほんの一例。

「影」の部分は自分から目を向けないと、知らないままになってしまう。
それでは、「影」はいつまでも小さくならないし、むしろ大きくなる
ばかりで、「光」をも浸食してしまう。
それが一番怖いこと。
ただでさえ、答えが見えない問題が、ますます酷くなってしまう。

だから大事なことは、自分から「影」に目を向けること。
それが第一歩になる。


http://www.takeaction2008.com/
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2008年04月15日

TAKE ACTION! 2008『+1』

中田英寿がキャンペーンを始めた。
彼が世界中を旅して、感じたことを形にしたもの。
世界に蔓延る「光と影」。
この「影」の部分は本当に重くて、「光」をも浸食し始めている。

僕もこのことは強く感じていること。
だから、僕もこのキャンペーンを応援したい。
そして、僕なりにできる『+1』を探し続けたい。

http://www.takeaction2008.com/

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「影」を知る直近のイベント(国境なき医師団のもの)

国境なき医師団日本写真展:TUMAINI (トゥマイニ=hope) 命をつなぐ
2008年4月19日(土)〜2008年6月1日(日)
at 表参道GYRE(ジャイル) EYE OF GYRE

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MSF DAY 2008
札幌、福岡、仙台、広島、東京、大阪、名古屋にて
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2008年01月22日

中米の旅 〜 その27 マナグア空港へ

Hotel Ritzoから空港へ送迎してもらうことになっていたが、予定の時間に
車が出払っていた。
そこでしばらく待つことに。
このしばらくは結構続いた。
もうそろそろ、やばいかもと思った頃、車が帰ってきた。

すぐに出発。
中米の首都はみんな同じだそうだけど、ここも渋滞。
運転手さんは頑張って、追い抜きを繰り返してくれる。
なかなか腕はよいようだ。

そんな甲斐があって、空港には出発2時間前ピッタシに到着。
急いでカウンターに並んだけど、ちょうど混み始めた時だった。
待っている間に出国カードを書いた。
ニカラグアもチェックインのときに出国カードを出す必要があるから。

無事チェックインが回って来たが、残念ながら通路側の席は取れず・・・。
ついでに、出発が2時間遅れと言われた。
まあ、マイアミでの乗り継ぎに4時間取っておいたから、特には問題ないかな。
(続く)
posted by nob at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007中米の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月15日

道を作るんなら、腕組みをしているだけじゃ駄目だ。

何が必要かを考えなければならない。
必要なものを集めてこなければならない。
体を動かさなければならない。
そして道が出来ていく。

そう、立ち止まっているだけじゃ、何も始まらないんだ。
動かなくちゃ。もう時計は動き出したんだから。
posted by nob at 01:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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