2007年12月23日

中米の旅 番外編@「現実」

ニカラグアで見たもの。
それは、今まで僕にとって、「テレビの中の現実」だった。
分かっているつもりではいた。でも、今思うと別世界に思っていた。

信号待ちで生活費を稼ぐ人たち、とたんで張り合わせたような家が集まる
集落(しかも、そんな集落が主要道路沿いに点々としている)、子供を
養うために海外で不法就労する親、低年齢で出産する女性、何ヶ月経っても
ハリケーンの爪痕が残る土地・・・。

こうしたことは、断片的にはテレビや雑誌を通じて知りえていることだ。
しかし、自分の目で見て、空気を感じて、これらの事象を連続したもの
として捉えると見える世界は変わってくる。そして、本当の「現実」になる。

でも、不思議なこともある。
こんな状況で生活している人たちの目は真剣だし、笑顔は本物だった。
とたん集落から出てきた少年の笑顔を車から見たときは、微笑ましい
気分になったし、僕が数日間で出会った人々の目には力が入っていた。
確かに大人たちはそんなに笑顔を出す余裕がないようにも見えた。
でも、子供たちの笑顔は失われていない。

ニカラグアは経済状況が悪いことは事前に知っていた。
また治安についてもよい話を聞いていなかった。
だから、怖いイメージを持っていて、入国するのに緊張したくらいだった。
しかし、帰る頃には、また訪れたいと思った。
この国には、僕達が知らなければならない「現実」があるし、そこには
希望もある。
自分ができること、するべきことを考えるのに、今回の訪問はとても
有意義だったと思う。
posted by nob at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007中米の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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