2008年01月05日

中米の旅 〜 その23 200mの冒険

目が覚めたら、もう暗くなっていた。
なので、ベッドの脇の電気をつけてみた。
つかない。
いろいろ試してみたけど、つく気配すらない。
すぐにレセプションに言いに行った。
しかし、相変わらず英語は通じず、僕はスペイン語が分からず、会話が
成り立たない。
とりあえず、覚えたスペイン語で「ちょっと待って」と言って、会話帳を
探すことにした。
そうしたら、まず、電気は「ルス」ということが分かった。
次に、故障は「アベリア」と書いてある。
そこで、「ルス、アベリア」と言ってみた。
文法はめちゃくちゃだけど、何とか通じたみたいだ。
部屋に来てくれた。
で、電球を替えてもダメで、電気丸ごと交換してくれた。
帰り際に、もう一度食事について聞いてみた。
やっぱり朝食だけらしい。
で、今度はちゃんと「この辺に食べるところはありますか?」という
文章を言ってみた(会話帳を見せながらだけど)。
そしたら、何やら言ってくれているが、やっぱり分からない。
そこで紙に書いてもらった。
「200mts」
なるほど、ここから200mのところに食べるところがあるのだ。
でも、右に進めばいいのか、左に進めばいいのかが分からない。
僕が困っていると、出口までついていってくれた。
ただ、ちょっと不安になった。
もう外は暗い。200m歩くのが、危険なことなのかが分からない。
そこで、また会話帳から、安全と言う言葉を探して、「セグレ」と聞いてみた。
そしたら、笑って、「Si」と答えてくれた。
まあ、他に食にありつく手段はないし、信用するしかない。
さらにその先は、ガードマンの人が最初の角を曲がる手前まで案内して
くれた。

ここからは、僕一人だ。
昼間も歩いていないのに、いきなり夜道デビューだ。
しかも、夜道は暗い。人通りも少ない。これは余計に怖い。
まずは、帰れなくならないように、出発地点を確認。
その先は、早歩きで前に進んだ。
僕はものすごく緊張していた。
「200mってどのくらいだっけ?」
「この辺って治安はどうなのかなあ?」
「地図があってくれればいいのに?」(このホテルはいくら聞いても地図がない)
「この先にはどんなレストランがあるんだろう?」
などなど、いろいろと考えてしまった。

そんなことを考えているうちに、右側に明るいレストランらしきものが見えてきた。
まずは、ホッとした。
もうちょっと進むと、左側に「SUBWAY」が見えた。
ものすごくホッとした。
SUBWAYだったら、ある程度勝手が分かる。
今日の夕食が決まった。サンドウィッチだ。
SUBWAYのメニューは世界共通っぽい。
相変わらず、スペイン語は分からないけど、指差しとジェスチャーで
何とか注文した。店員さんも頑張って、僕の意図を理解してくれた。
ついでに、僕の前で注文したお客さんも手伝ってくれた。

しかし、ここで大変なことに気づいた。
現地通貨に両替していなかったのだ。
急いで、会話帳を探すけど、適当な言葉が見つからない。
あまりやりたくないけど、ドルを見せて、大丈夫かを確認してみた。
そしたら、大丈夫らしい。
実際、会計のときに、現地通貨からの換算を電卓でたたいてくれた。
事前に知っていたレートとほとんど同じ。約4ドル。
5ドル払って、おつりを現地通貨でもらった。

持ち帰りにしたので、あとは帰るのみ。
曲がるところは1箇所だけだったから、ちゃんと帰れた。
ガードマンとレセプションの人に、ちゃんと買ってきたと袋を見せて、
「ありがとう」と言って、部屋で食べた。
何とも達成感のある夕食だった。

食事の後は、目覚ましを合わせて、眠くなるまで翌日の予習。
何度も読んでいるけど、もう一度書類を読み直して、心の準備をした。
分からない単語は辞書を使って調べながら。
あとは、スペイン語の基本的な挨拶も復習した。
やっぱり最初の挨拶くらいはスペイン語でしゃべりたかったから。
(続く)
posted by nob at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007中米の旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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