2005年07月28日

援助のかたち

フォスター・プランのマンスリー・サロンに行ってきた。

なぜ参加したかというと、今回は「愛娘」のいる国についての報告会だったから。その国で僕たちのお金がどういう活動に使われているのかをもっと知りたかった。報告書で簡単な活動内容は知っているけど、せっかくなんで詳しく聞いてみたいと思った。

話を聞いてみて印象に残ったことは、子供たちを直接ターゲットにした活動だけ
でなく、親や教師、地域全体をターゲットにした活動もおこなっていること。

確かに、子供たちの生活・教育環境に大きな影響を及ぼす親や教師、そして地域
全体のサポートも大切だ。特に親が子供の生活や教育に配慮せずに、労働ばかり
を求めたり、暴力を振るっていたりしたら、子供が健全に成長することは期待
できない。子供を取り巻く環境から変えていくのは効果的だと思う。

あと印象的だったのが、子供たちの笑顔。
笑顔あふれる写真を多く使っているのだろうけど、それでも笑顔の力強さは見て
いて気持ちいい。近いうちに是非訪問してみたくなった。
手紙でやりとりするのもいいけど、やっぱり実際に会って、話してみたいね。
posted by nob at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ボランティア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月16日

ホワイトバンドに関して補足


ほっとけない 世界のまずしさ


ホワイトバンドプロジェクトの運動の広がりはすごい!
今回記事を書いてみて、反響の多さにビックリした。
ブログでも大きな輪が作られつつある。

でも、いろんなブログに目を通してちょっと気になったことがある。

@寄付では貧困を救えない?
 「寄付では貧困を救えない」ではなく、「寄付だけでは貧困を救えない」。
 活動の拠り所になるお金はどうしても必要だ。
 活動している人だって、それぞれの生活がある。
 その生活が磐石でなかったら活動が成り立たない。
 それに医薬品を援助するとしてその費用はどうするんだろう?
 そもそもこうした活動は持続性が大切。
 持続性を保証するためには、拠り所になるお金がなくてはならない。
 といっても、寄付しっぱなしでもダメだ。
 みんなから集めたお金がどう使われたのか、そこからどういう成果が
 出ているのかを監視しなくてはならない。

A世界のまずしさは他人事?
 「かわいそう」という記事も多く、この問題を他人事のように思っている
 人がいるようだ。
 でも、この問題は決して他人事ではない。僕たちの身近な問題だ。
 前にも書いたけど、「貧困は戦争を生む」「貧困は環境を破壊する」
 「貧困は病気を拡散する」。つまり、僕らの生活と決して無関係でない!
 
「かわいそうだからほっとけない」ではなく、「このままでは貧しさで
 苦しんでいる人も僕たちも未来が危うい。だからほっとけない。
 ほっとかない」。

それにしても、本当にものすごく多くの人がこのプロジェクトに関心を持っている。
せっかくの動きだから、ただホワイトバンドを身につけて終わるだけでなく、貧困問題について一歩先まで考えるようになって欲しい。そして、より大きな運動になって、国を動かし、世界を動かし、問題解決の道筋を見つけて欲しい。

何年か後になって、「2005年」が記念すべき年とみんなが思える日が来るといいなあ。
posted by nob at 20:42| Comment(1) | TrackBack(1) | ボランティア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ほっとけない

gcap_logo.gif

皆さんご存知だと思うけど、今こんなプロジェクトが世界中で動いている。

3秒に1人、子どもが貧困から死んでいます。食べ物がない、水が汚い、そんなことで。この状況を変えるには、お金ではなく、あなたの声が必要です。貧困をなくそう、という声を表すホワイトバンドを身につけてください。


日本では「ほっとけない 世界のまずしさ キャンペーン」。イギリス・カナダでは「Make Poverty History」、アメリカでは「The ONE Campaign」、その他ドイツ、スペイン、フランスでも同様のプロジェクトが動いている(言葉がわからないので省略)。

同時多発テロで印象が薄くなってしまったが、今回のG8サミットでアフリカの貧困問題が議題として取り上げられた。その際、ライブ8の運動が話題になった。これも「世界の貧困をなんとかしようよ」とおこなわれた同じ運動。

そもそも「貧困」をなくさないとどんな問題が起きるのか?
@貧困は戦争を生む
 人々の不満の捌け口として戦争(内戦を含む)が使われる。ときには、テロの温床ともなる。

A貧困は環境を破壊する
 何とかお金を稼ごうと森林を伐採する。希少動物を密猟する。

B貧困は病気を拡散する
 貧困に苦しむ国ではエイズなどの重い病気にかかる人が多いが
 (対策が十分でない)、十分な治療を 受けられず、多くの人
 が亡くなっている。そして、それは僕たちの身近なところまで
 拡散している。

しかも、貧困が貧困を生む悪循環に陥る。このまま貧困問題をほっておいたら、いつまでも解決しないし、それは僕らの生活にも暗い影を落とすことになる。

貧困問題はもう「ほっとけない」問題。

で、このプロジェクトが目指していることはというと以下の3つ(HPより抜粋)。
 ●援助の方法を
  ちゃんと貧しい国の貧しい人達が、
  自分達の力で食べていけるような長い目で見た
  支援の方法に変えていきたいのです。

 ●悪循環に完全にはまってしまっている国の
  借金を帳消しにしたいのです。
  それは、借金をさせた先進国側にも責任が
  あると考えるからです。
 
 ●今の貿易の仕組みを変えたいのです。
  富める国にはどんどんお金が集まる。
  貧しい国からはどんどんお金が出て行ってしまう。
  このような仕組みの現在の貿易の仕組みを
  根本から変えていきたいのです。


このプロジェクトで、個人一人一人ができるアクションとしては、
@ホワイトバンドを身につける
 「貧困をなくそう」という世界共通のメッセージを示す

Aイベントに参加する
 イベントに参加することで、現状をよりよく知る

そして、社会に運動の広がりを示す。

他にも、世界の貧困に立ち向かっている団体に協力することも、個人が起こせる
具体的なアクション。
でも、もう寄付するだけでは根本的には解決しない問題になってしまっている。
市民レベルで運動を盛り上げ、政府を動かし、そして世界を動かさないとならない。市民レベルの声はお金よりもパワーがある!

今年は世界を動かす絶好の年。G8、国連総会、WTOと世界を動かすきっかけと
なるイベントが続く。G8では幸先の良いスタートを切った。この流れをより
大きなものにするために、みんなで「世界のまずしさをほっとかない」行動をとろう!

まずは、↓のサイトから
baner_468x60b.gif

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<参考>
他にも地道に世界の貧困問題に立ち向かっている団体があります。

@国境なき医師団
 医療面から貧困問題に立ち向かってます

Aフォスター・プラン
 子供に焦点をあてた地域開発を通じて貧困問題に立ち向かってます

B世界自然保護基金
 自然保護、フェアトレードの推進を通じて貧困問題に立ち向かってます

C地雷禁止国際キャンペーン
 地雷禁止運動、地雷撤去運動を通じて貧困問題に立ち向かってます

こうした団体の運動がよりよい成果を出すためにも、今回の運動を盛り上げましょう。
posted by nob at 10:28| Comment(11) | TrackBack(34) | ボランティア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月05日

「愛娘」からの手紙

「愛娘」から久々に手紙が来た。書いた日付は3月8日。スペイン語から英語に翻訳されて、僕の手元に届くのに3ヶ月かかったようだ。

最近、相手国の経済情勢が悪くなってから、手紙のやり取りに時間がかかるようになった。こういうところに影響が出るのも、厳しさが伝わってくる。でも、こういうことを肌で感じるのは、日常生活ではなかなか難しいことだ。これも、こうした交流ならではのことだと思う。

まあ、手紙を読む限り、「愛娘」は元気なようだ。新しい絵も送ってきてくれた。疲れて家に帰ってきたときに、手紙や絵を見ると、本当に心が和む。この交流は僕にとって貴重な財産だ。

これからも「愛娘」が元気に育って欲しいし、僕も「愛娘」から元気をもらいたい。
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2005年05月11日

愛娘の成長

僕には「愛娘」がいる。

5/9家に帰ったら、フォスター・プランから「愛娘」の今年の成長記録が届いていた。写真を見るだけで元気に育っているのが分かる。詳細レポートを読むと、大きな病気もなく、学校では国語が好きだと書いてあった。大きな病気にもかからず、元気に成長しているようだ。

「愛娘」の国はこの1年、経済状況が芳しくなかった。1日1アメリカドル以下で生活している人口が前年の45%から82%へ跳ね上がった。そんなこともあり、ちゃんと成長しているか心配だったけど、今回のレポートを読んで安心した。

遠い国で「愛娘」が元気に育っていると思うと、僕も気力が充実する。これは子供を持った親の心境なのかなあ。
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2005年04月26日

ダルフール

やっと最近日本の新聞にスーダン・ダルフール地方の記事が出るようになった。
ちなみに内戦開始は、2003年2月。もう2年以上も前の話だ。

僕がこの内戦について知ったのは、2004年2月。その時点でもう1年過ぎていたのだけど、きっかけは国境なき医師団のニュースレター。その後は毎月のニュースレターで情報を入手した。それから今まで、新聞報道は出ても小さい記事。テレビではクローズアップ現代で見た記憶があるけど。

国連が「最悪の人道危機」と宣言しているのに、メディアの扱いはイマイチ。政府も動かない。そして、内戦開始から2年以上が経過してしまった。
理由はいろいろとあるのだろうけど、アフリカ関連の記事はいつも小さい。ここではアフガニスタンやイラクなどの比にならない人道問題(ウガンダ、リベリア等)が起きているのに、見過ごされてきている。

メディアが取り上げないのは、「売れない」というのもあると思う。国際問題で取り上げるのは、アメリカが騒いでいるものと日本が標的になっているもの。「メディアには公共性がある」と言う割には、視野が狭い。

まあ、いまさらメディアを非難してもしょうがないので、取り上げるようになったからには継続して報道して欲しい。政府も国連の安保理常任理事国入りを目指すのなら、世界の問題に目を向けて欲しい。
同じ地球上で暮らしている人たちが苦しんでいるのに、知らんぷりするのはあまりに酷い。もし、自分たちがそういう場面に遭遇して、世界からそっぽを向かれたらどう思うだろうか?とてもやりきれない気持ちになると思う。そんな思いをする人をもう生み出したくはない。

余談だけど、メディアが売れない記事を書かないということに、別の視点から書いているマンガがある。現在「週刊モーニング」に連載中のブラックジャックによろしくだ。このマンガは、賛否両論あるが、今まで光が当たらなかった問題をどんどん取り上げているところは評価できる。現在は精神科編。是非、読んでみてください。
posted by nob at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ボランティア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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