2008年12月13日

未来を写した子どもたち

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インド・カルカッタの売春宿で生活する子どもたちのドキュメンタリー。

アメリカ人女性カメラマンが、売春宿の女性たちの写真を撮る傍ら、子どもたちに
写真を教える。
子どもたちは写真を通じて、夢を見ることができるようになる。

子どもたちが撮る写真はとても興味深い。
純粋な目で見ているんだろうなあ。
また、子どもたちの言葉には重みを感じる。
あんな状況でもひたむきに生きる姿は、心打たれる。

女性カメラマンが、写真を通じて子どもたちを救おうとする試み。
「自分にできること」を忠実に実行している。
こうした問題に取り組むには、「自分にできること」は何かを考えることが
大切だと思う。
ただ流されてやるのではなく、主体的に行うために。

ドキュメンタリーだから、ハッピーエンドではない。
また、さまざまな要素が複雑に絡み合っている。
だからこそ、リアリティがある。

子どもたちが夢を見ることができる状況、教育を受けて、何かを考えることが
できる状況、これは守らないといけないと思った。
そうでないと「影」ができるだけ。
そして、「影」が大きくなって、「光」を奪ってしまう。
posted by nob at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月12日

ウォー・ダンス / 響け僕らの鼓動

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観客は10名程度。不安になる。

でも、不安はすぐに消えた。
ものすごくテンポの良い、ものすごく中身の濃い、ものすごく感動する
映画だった。

舞台はウガンダ北部。
「war zone」と言われる紛争地域。
ここの避難キャンプで生活する子供たちのドキュメンタリーだ。

子供たちの多くは、母親、父親、兄弟、親戚が殺されている。
さらに、誘拐され、少年兵として人を殺すことを強制された子供もいる。
多分、僕がいくら想像しようにも、それ以上の苦しみや悲しみを味わって
いるんだと思う。

そんな彼らが「全国音楽大会」を目指して、音楽に取り組む。
彼らは「音楽が辛いことを忘れさせてくれる」と言う。
中には、預けられた親戚の家で、全国大会に行くことを反対される子供も
いる。
それでも、一生懸命に音楽に取り組む。

そして・・・

この映画は、美しい風景がたくさん織り込まれている。
ウガンダは美しい自然の溢れるところなんだ。
でも、そこで起きていることは、おぞましいことだ。
そんな中で、ひたむきに音楽に取り組む姿は心打たれる。

子供たちを送る先生の言葉が印象的だった。
「両親や兄弟を殺された子供たちで、話は終わらない。ナンバーワンに
なるんだ」(ちょっと表現は違うかもしれない)
最後の子供の台詞も良かった。
「両親を失った女の子でなく、トロフィーを持ち帰った女の子なんだ」

苦しい環境に置かれた子供たちが、自分で物語の続きを作り始める。
今までは、大人たちが勝手に物語を決めてしまっていたけど、「これからは
自分たちがで作れるんだ」と自身を持った姿には希望を感じる。

援助を考えるとき、正直よく分からない。
何が正しいのか、本当に有効なのか。
でも、今回の映画の子供たちみたいに自信を持ってもらえたら、それは
成功なんだと思う(正確には、成功への第一歩)。

是非、みんなに観てもらいたいなあ、この映画。

注)ウガンダの場所はここです。

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posted by nob at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月31日

プロヴァンスの贈りもの

生きる道の価値は何で計るか。
金銭的な満足か、それとも希望とか夢と言った心の満足か。

まあ、普段の生活では、とりあえず金銭的な方に走るんだよね。
でも、最近、いろいろと疑問も出てきた。
仕事は儲かっているようだ。
確かによく案件を取れた一年だった。
でも、暇なんだよね。
昨年は儲からなかったけど、楽しかったなあ。
頭使いまくったから。
昨年の貯金で今年の仕事をしたといえば、それまでなんだけど。

来年はもっと満たされた生活になるように、下準備を始めよう。
で、今後の生き方を定めていこう。
posted by nob at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

厨房で逢いましょう

何かで誰かを感動させられる力。
これが人を幸せにし、人を不幸にする。
力あるものは、どちらにも作用する。
でも、やっぱりそんな力が欲しいなあ。

この映画の最後は予想できなかった。
最後の手前の展開も。
面白かった。
posted by nob at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

恋とスフレと娘とわたし

親バカな母親と娘たちの様子を描いた作品。
テンポが良い作品で映画としては良かったと思う。
ただ、それ以上のものはなかった気がする。

ダイアン・キートンはこういう作品が多いなあ。
posted by nob at 12:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レミーのおいしいレストラン

この映画でのキーワード「誰でも名シェフ」。
これは料理に限ったことではないと思う。
何をやるにしてもそう。
勝手に自分で自分を枠にはめてしまったら、いつまで経っても前に進めない。
ちょっとした想像力と思い切りの良さで、物事にチャレンジする。
そんな気持ちにさせてくれる映画だった。

さて、この前から挑戦していることは、自分の立場上、かなり厳しい
らしいと先週言われた。
だからと言って、そう簡単に引き下がりたくないんだよね。
悪あがきになるかもしれないけど、諦めないで頑張ってみるかな。
posted by nob at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月04日

MAGNUM PHOTOS マグナム・フォト 世界を変える写真家たち

テレビ、そして最近のインターネットの普及。
報道写真のあり方、取り巻く環境は急速に変わっている。
その中で、いかに存在感を示すか、他にないものを作るかにもがいている
姿を描いた映画だった。

新聞報道などで使われる写真は、スピードが求められる。
質は二の次だ。
でも、本当に印象に残る写真は違う。
世界報道写真展や月刊誌などで見る写真は、それだけで十分なメッセージを
持っている。ときには、文章が要らないほどだ。
そして、いつまでもその印象が消えない。

しかし、同時にどれだけの人がそういう写真を求めているかと言う現実
もある。
大量消費の世の中で、写真もそういう風に扱われていると思う。
その中で存在感を示すのには、まとまった力が必要となる。
さらに、まとまった力をどういう推進力で動かすかも重要だ。

マグナム・フォトを通して、そんなことを主張していると感じた。
ただ、構成のメリハリが足りないせいか、ちょっと眠かったかなあ。
posted by nob at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月03日

イタリア式恋愛マニュアル

「出逢って」、「すれ違って」、「よそ見して」、「棄てられて」という
4つの話でつむぐ、可笑しいけど、温かい映画。

ただ、それぞれの話について、観る人によって、受け止め方は違うと
思う。一つ一つの状況は非常にリアルなもの。だから、「当事者」に
とっては、複雑な気分になるかもしれない。

僕がこの映画を観る前に、先に観た、映画仲間のY氏はこの映画をそんなに
評価していなかった。
Y氏にとって、「棄てられて」の結末はちょっと気に食わなかったようだ。
「現実は甘くない」と言いたいようだった。

こういう観る人によって、印象が大きく変わる映画って言うのも、
いろんな感想を聞けて面白いかもしれない。
posted by nob at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月30日

ラブソングができるまで

このタイトルでは1800円払って、映画館に足を運ぶことはないだろう。
でも、映画を観終わった後は、このタイトルで良いと思った。
そんな映画だった。

話自体は、よくある王道の作りだった。
とは言え、王道の中でも、しっかりとしている。
登場人物も少数に抑えているので、話がまとまっているのも良かった。

それにしても、ヒュー・グラントがこういう役柄が似合うようになった
とは・・・。ちょっと意外だったし、歳を感じた。
posted by nob at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月25日

ボンボン

ついていないおじさんと、幸運の犬をめぐる物語。
幸運の犬が幸運の犬であるためには、そばに置いておかなければならない。
そんなラストシーンの描写がよかった。

でも、この映画は関係者にはそんなに利益をもたらさなかっただろうなあ。
映画好きには面白いけど、一般大衆向けではないと思う。
僕には気楽に観れてよかったけど。
posted by nob at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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